| 所属 |
東京弁護士会 |
| 出身 |
新潟県新潟市 |
| 趣味 |
テニス、音楽鑑賞、旅行 |
| 学歴 |
東京大学法学部卒業 |
メッセージ
私は、昭和48年4月名古屋で裁判官になり(25期)、その後全国の各裁判所に勤務した後、平成6年4月から東京家裁及び川越支部で家事事件を専門に担当し、川越支部長を経て水戸家裁所長を最後に平成19年6月に裁判官を退官し、同年7月から、浅草公証役場で公証人をしていました。東京家裁では、5年間のうち3年間は、遺産分割専門部の立ち上げの準備をし、平成10年に遺産分割部( 家事5部)ができたときに部総括判事を命ぜられました。
また、裁判官、公証人の時に相続や遺言の関係の書籍の編集や論文の執筆をしたり、新任の公証人に対して、遺言についての講義をしたり、早稲田大学や茨城県の生涯学習センターで「相続・遺言・成年後見と公正証書」と題した連続講座の講師もしたりしておりました。公証人としての経験は10年弱でしたが、最近の公証人の仕事としては遺言、任意後見契約、離婚給付契約等の公正証書の作成が多く、私自身も、年間平均100件前後で、これまでに1,000件ほどの遺言を作成してきました。
公証役場には、弁護士等各士業の方や信託銀行等を通して申し込みをされる場合と本人が直接遺言の作成の嘱託に来られる場合とがありますが、相談ということで来所された方には、いろいろと事情をお聞きした上で、相続制度や遺留分の権利とか、遺産分割をする場合と遺留分減殺請求をされる場合とではどのような違いがあるかということなども説明して、相談者が最も適切な方法が選択できるように助言をしていました。相談の結果、公正証書遺言をすることになった場合でも、遺言者の希望やその後に予想される紛争の形態なども考え、付言事項を加えて遺言者の気持ちが遺言の中に表れるようにするなど遺言者にとって適切な遺言となるように色々と工夫をしてきました。
これからは弁護士として、これまでの経験を生かして、特に相続・遺言・後見などの問題についてご相談者・ご依頼者のお役に立ちたいと思っております。
取扱業務分野
経歴
| 1965年3月 |
新潟高校卒業 |
| 1965年4月 |
東京大学入学 |
| 1970年9月 |
同大学卒業/司法試験 |
| 1971年4月 |
司法修習生(25期・京都) |
| 1973年4月 |
名古屋地裁判事補 |
| 1976年4月 |
浦和地家裁熊谷支部判事補 |
| 1978年4月 |
浦和地裁判事補 |
| 1980年4月 |
富山地家裁高岡支部判事補 |
| 1983年4月 |
同判事 |
| 1984年4月 |
新潟地裁判事 |
| 1988年4月 |
横浜地裁判事 |
| 1991年4月 |
宮崎地家裁延岡支部長 |
| 1994年4月 |
東京家裁判事(遺産分割専門係) |
| 1998年4月 |
同判事部総括(遺産分割専門部) |
| 1999年4月 |
浦和家裁川越支部 |
| 2000年4月 |
浦和地裁川越支部判事部総括 |
| 2002年12月 |
同地家裁川越支部長 |
| 2005年9月 |
水戸家裁所長 |
| 2007年6月 |
退官 |
| 2007年7月 |
公証人任命(浅草公証役場) |
| 2009年10月から |
日本公証人連合会の新任公証人研修の講師 |
| 2012年5月から2014年5月まで |
日本公証人連合会常務理事 |
| 2013年6月から2017年6月まで |
公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート業務審査委員 |
| 2014年4月から2016年4月まで |
東京公証人会常議員会議長 |
| 2014年6月から |
NPO法人成年後見なし坊あんしんサポート顧問 |
| 2014年10月から2018年12月まで |
早稲田大学エクステンションセンター連続講座(「相続・遺言・成年後見と公正証書」)の講師 |
| 2016年1月から2018年2月まで |
茨城県県南生涯学習センター土浦、取手で連続講座(「相続・遺言・成年後見と公正証書」)の講師 |
| 2017年3月 |
公証人を退職して虎ノ門法律経済事務所で弁護士 |
書籍・論文・メディア掲載
講演・セミナー等
| 2014年10月~ | 5回連続講座(早稲田大学オープンカレッジ)/相続・遺言・成年後見と公正証書 |
| 2015年10月~ | 10回連続講座(早稲田大学オープンカレッジ)/相続・遺言・成年後見と公正証書 |
| 2016年10月~ | 10回連続講座(早稲田大学オープンカレッジ)/相続・遺言・成年後見と公正証書 |
| 2017年1月~ | 7回連続講座(茨城県生涯学習センター)/相続・遺言・成年後見と公正証書 |
監修
| 2025年8月23日 | NHK-FM「FMシアター」のラジオドラマ『田毎の月が沈む』 |